一般内科 General practice

一般的な内科の病気

次のような症状がある方は受診してください

発熱、頭痛、咳がとまらない、痰がからむ、胸痛、息苦しい、疲れやすくなった、体重の減少、立ちくらみ、吐き気、ひどい肩こり、貧血など。

当院の治療方針

上記のような内科的な疾患は、いろいろな自覚症状で始まる場合があり、重大な病気の前兆であることもあります。
当院では、全ての可能性を考えながら、今の病気に対して、わかりやすく説明を行い、しっかりとした情報開示を心がけて、健康で快適な生活にいち早く戻れるように援助いたします。ささいな症状だと思っても、一度当院にご相談ください。

レントゲン検査

レントゲン検査

デジタル処理により、撮影したデータはすぐにモニターでご確認いただけます。

漢方薬治療

漢方薬治療

近年ご要望の多い漢方薬治療も積極的に行っております。保険収載された漢方エキス剤を処方いたします。漢方エキス剤はご希望により粉薬、カプセル剤、錠剤のいずれかを処方いたします。

糖尿病の治療

糖尿病とは、血糖値(血液中のブドウ糖濃度)が病的に高い状態をさす病気です。
日本人の糖尿病人口は、推計1,000万人、糖尿病が強く疑われる人(糖尿病予備群)も同様の1,000万人と言われています。糖尿病患者は、推計を始めた1997年の690万人から右肩上がりで推移しています。ほとんどの人が健診で見つかっています。

糖尿病には「インスリン依存型(I型)糖尿病」と「インスリン非依存型(II型)糖尿病」の2つのタイプがあります。
「インスリン依存型(I型)糖尿病」は、ウイルス感染や自己免疫により膵臓が破壊されておきる糖尿病です。全体の5%の方が、こちらのタイプの糖尿病です。「インスリン非依存型(II型)糖尿病」は、遺伝要因にくわえて、食べ過ぎ、運動不足、ストレスが加わって発症する糖尿病です。95%の糖尿病がこのタイプです。糖尿病は適切な治療をせずに放置していると深刻な合併症(神経障害、網膜症、腎症、動脈硬化症など)を引き起こすことがあり、最悪の場合は、死に至る危険な病気です。早めの治療・対策が必要です。

当院の治療方針

当院では、運動療法、食事療法、内服薬やインスリンの注射による薬物療法を行っています。できるだけ薬を使わないような治療を考えております。重篤な糖尿病など、高度な医療機関での治療が必要な場合には、適切な医療機関をご紹介し、紹介病院と十分な連携を取りながら、治療をすすめていきます。

ヘモグロビンA1c迅速検査

ヘモグロビンA1c迅速検査

毛細血管の血液で糖尿病の指標となるヘモグロビンA1c(HbA1c)を測定します。採血後、約5分で結果が出ます。

生活習慣病について

生活習慣病はかつて成人病と呼ばれ、主に乱れた生活習慣(食生活、運動、飲酒、喫煙など)から発生するといわれています。働き盛りの現代人は大半が何らかの生活習慣病(高血圧、糖尿病、脂質異常症、高尿酸血症など)を抱えています。

生活習慣病から来る病気・疾患

糖尿病、肥満症、脳卒中、心臓病、高脂血症(脂質異常症)、高血圧症、動脈硬化症、痛風(高尿酸血症)など。

当院の治療方針

医学的な根拠に基づいた生活習慣の指導をいたします。生活習慣病の改善は、まず、日常生活の改善から始まることがほとんどです。今までできなかった健康的な生活を継続していくことは、簡単なことではありませんが、日々の経過を患者さんと一緒に二人三脚で歩んでいくことを心がけます。
生活習慣病の発症に関連する喫煙については禁煙補助薬を使用した禁煙治療を行っております。

禁煙治療(健康保険適用)

お医者さんと禁煙すれば、あなたに合ったアドバイスを受けられるほか、禁煙の治療薬を処方してもらえるので禁煙の成功率が高まります。保険適用による禁煙治療を受けるためには以下のすべての項目を満たさなければなりません。 ※ 妊婦・授乳婦の方には禁煙補助薬は使用できません

  • ① 直ちに(1ヶ月以内に)禁煙しようと考えていること
  • ② ニコチン依存症のスクリーニングテスト(TDS)でニコチン依存症と診断されること
  • ③ ブリンクマン指数(1日の喫煙本数×喫煙年数)が200以上であること
  • ④禁煙治療を受けることを文書により同意していること

2020年4月から紙巻きたばこに加えて加熱式たばこ(アイコスなど)も禁煙治療の対象になりました。

※睡眠時無呼吸症候群

近年問題になっている睡眠時無呼吸症候群については高血圧、心臓病、不整脈、脳卒中、糖尿病など様々な病気との関連が報告されています。寝ているときにいびきがうるさい、息が止まっていると家族に言われる方、また、夜中に何度も目が覚める、朝起きた時から疲れている、頭痛がする、日中の居眠りが多いなどに心当たりのある方は、睡眠時無呼吸症候群かもしれません。診断のための検査から治療まで当院で対応できますので、ご相談ください。

※動脈硬化検査

動脈硬化は年齢とともに進行します。血管年齢は、20歳代の若さを保っていることが理想とされていますが、年齢相応であれば健康な状態といえます。 しかし、血管年齢が、実際の年齢より10~19歳高い場合は、何らかの生活習慣病を患っている可能性があります。 さらに、20歳以上高い場合は、心筋梗塞や狭心症、大動脈瘤などを患う危険性が高い状態だと考えられます。
動脈硬化の検査機器はFMD検査(血管内皮機能検査)血圧脈波検査(PWV/ABI)を取り揃えており、血液検査だけでは評価できない血管の状態を調べることができます。

FMD検査(血管内皮機能検査)

FMD検査(血管内皮機能検査)

上腕の血管(動脈)を圧迫したあとの血管の広がり具合で血管内皮の働きを測定し、動脈硬化の度合いを調べる検査です。FMD検査は動脈硬化の早期進行リスクを評価します。

血圧脈波検査(PWV/ABI)

血圧脈波検査(PWV/ABI)

ABIとは足首と上腕の血圧の比のことで、動脈の狭窄や閉塞を評価する指標です。PWVは心臓の拍動が動脈を通じて手や足に伝わるまでの速度で、動脈が硬いほどその速度は速くなります。

認知症の診断・治療

急速な高齢化に伴い認知症の患者は増えてきており、日常生活に支障をきたすため社会問題になってきています。
高齢者の自動車運転に関しては免許更新時に認知機能検査が行われています。かかりつけ医は認知症の相談も受けることが義務付けられています。介護保険の利用の相談も含めて対応しております。認知症の簡易検査(長谷川式認知症スケール)は医師との対面検査で20分程度で行えます。認知機能低下がひどい場合は専門病院を紹介し頭部の検査を行ってもらいます。

※MCI検査(軽度認知機能障害を調べる検査)

認知症の中でも有名なアルツハイマー型認知症の原因は脳内のタンパク質(アミロイドβ)が蓄積することで発症することが知られています。

※株式会社MCBI社資料より

このタンパク質がある一定以上蓄積すると正常な神経細胞に障害を与えるため、図のように認知症を発症します。アミロイドβは誰の脳にも存在しますが、蓄積しないよう排出する機能が備わっています。認知症を発症する人は排出機能が低下しており、徐々にアミロイドβが脳内に蓄積されます。排出には3種類のタンパク質が必要ですが、軽度認知障害の人は、この除去に働く3種類の血中量が健常者に比べて低く、排出機能低下につながっていると考えられています。血液検査でアミロイドβを排出に関わる3種類のたんぱく質の血中量を測ることで。軽度認知障害のリスクを判定します。

検査は7㏄の採血のみで、2~3週間で結果がでます。判別精度は90%。健康保険適用外の自費診療で料金は23,000円となります。

軽度認知障害は、もの忘れが目立つなど認知機能の低下はあるものの、日常生活には支障が出ていない状態で、認知症の前段階を指します。軽度認知障害の約40%が4年後に認知症を発症するといわれており、要注意の段階です。しかし定期的に血液検査を行い、早い段階で発見できれば、生活習慣の改善で回復が可能と開発者の筑波大学の内田先生は仰っています。

脳卒中について

脳卒中は、たばこ、大量飲酒や運動不足などの生活習慣の乱れから起こりやすい病気です。また、高血圧、脂質異常症、糖尿病などの病気・症状のある方もおこる危険性が高いと言われています。

脳卒中の予防

認知症当院では、脳卒中を防ぐため、病気や症状を抑えるための指導や薬の処方や、生活習慣についての指導を行っています。
脳卒中は、日本国内において、がん、心臓病に次いで死亡原因の高い病気ですが十分に予防が可能ですので、ご自身の生活習慣などが気になる方は是非当院にご相談ください。

脳梗塞の診断・治療

脳卒中は、脳の血管がつまったり、破れたりして、その先の細胞に栄養が届かなくなり、細胞が死んでしまう病気です。一度大きな発作が起きると、その後にマヒや言葉の障害などが後遺症として残る恐ろしい病気です。発作する前に、CTやMRIなどの検査によって、兆候を発見することができます。また、脳卒中になりやすいタイプも分かってきています。

下記のような方はご注意ください

予防・治療

まずは、健診などで脳梗塞のリスクをチェックします。
近年増えている不整脈(心房細動)による脳梗塞予防が特に重要です。血管が詰まるリスクの高い方は、血栓をつくりにくくする薬を処方いたします。また、既に動脈硬化(血管が硬く、血液が詰まりやすい状態)がある場合は、手術になる場合もあります。脳梗塞は、日本人の死因でも上位に来る恐ろしい病気ですので、発症する前に、是非当院にご相談ください。

心電図検査

心電図検査

脳梗塞の原因となる心房細動を心電図で診断します。

皮膚科

保険治療

  • アトピー性皮膚炎
  • じんましん
  • 湿疹
  • 皮膚炎
  • 水虫
  • とびひ
  • いぼ
  • 水いぼ
  • ニキビ
  • 円形脱毛症
  • 尋常性乾癬
  • 粉瘤
  • やけど など

自費治療

  • 巻き爪
  • 美容内服
  • 美容点滴
  • シミや肝斑などの美肌治療 など