院長コラム Docter column

動脈硬化の検査機器を導入しました。(血管内皮機能検査:FMD検査)

当院ではこのたび、新しい検査機器を導入いたしました。動脈は三層構造から成り立っており、一番内側に内皮細胞があります。動脈硬化はこの一番内側の血管内皮機能障害から引き起こされると言われています。このFMD検査は一般の血液検査ではわからない血管内皮細胞の働きを超音波を用いて評価します。検査時間は約10分を要しますが、超音波検査なので低侵襲で行えます。さらに血管内皮細胞の障害度から将来的な心血管疾患発症イベントのリスクを計算できます。
血管内皮細胞機能は生活習慣の見直しで改善することも証明されています。
正確な測定には絶食(6時間以上)で行うことが勧められております。生活習慣病にかかっている方は追加の検査としてお勧めします。保険収載されており検査料金は3割負担の方で窓口負担600円でできます。

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